介護老人保健施設は「すでに要介護状態にある方」の「世話を行う」ための施設であるということです。
“池袋えびすの郷”は「寝たきり状態」から在宅復帰を支援することはもとより、「寝たきり状態になることを防ぐ」介護予防にも力を入れていきたいと考えています。
平成12年、介護を社会全体で支え、また、利用者本位のサービスを公平、効率的に行う目的でスタートした介護保険制度ですが、すでに、さまざまな問題点が指摘されています。
その大きな問題のひとつは、予想以上に介護保険料が上がったことであり、このままでは、「制度自体が存続できなくなる」と一部の専門家から指摘されています。
一方、日本の医療費は世界第18位(WHO)という低コストでありながら、寿命などの「健康到達率」は世界でトップクラスの優良国です。にもかかわらず、医療費は毎年増加しているという理由だけで、どんどん削減の方向にあります。
このままでは介護保険も、ご多分にもれず同じようなことが予想され、せっかく素晴らしい理想でスタートした制度が曲がってしまう可能性があります。
これを未然に防ぐためにも、「介護予防」は大きな力になると思います。
「介護予防」には、骨折・転倒予防、閉じこもり予防、気管感染予防等があげられますが“池袋えびすの郷”は、まず始めに口腔ケアー、口腔リハビリの部分で介護予防を目指します。 また、「パワーリハビリテーション」手法を導入し、積極的な介護予防と自立支援を実践できる施設になることも目標にしています。
私の知人が、「動物は子供を育てるが、死に行く親の面倒は見ない。人間だけが面倒見るのであるのだから、介護はもっとも人間らしい行為である」と教えてくれました。
長い間働いてきて現在の日本を作ってきた方々が、少しでも元気で長生きをしていただく、長寿が喜ばれる社会の実現に、微力ながら、お手伝いできる施設をめざしたいと考えています。







